全国石油商業組合連合会

概要

お客様にとって便利でSS経営の効率化を実現するSS-POSシステム。油外製品の販促や固定客作りを支援する販促支援システム。セルフSSに不可欠なセキュリティ対策など、シャープのSS（ガソリンスタンド）向けソリューションは、SSの経営環境の変化と多様化するニーズにフィットするシステム構築と運用サービスで、SS経営の高効率化と“魅力あるSSづくり”をサポートします。
今年は11月に500円硬貨の改鋳が予定されていますので、この新500円硬貨に対応が可能なセルフサービス向け釣銭機２機種をご紹介いたします。特長ある当社製釣銭機を、この機会に是非ご検討ください。①、②
また、地球環境保全への取り組みが進んでおり、水銀に関する水俣条約により、2021年1月1日以降は一般照明用の高圧水銀ランプの製造・輸出入が禁止されています。このような状況をご考慮いただき、当社製LEDキャノピー灯への交換をご検討ください。環境性能以外にも、長寿命でメンテナンス経費を大幅に削減できるメリットがあります。また、日本照明工業会では、ランプ以外の照明器具の部品も使用年数に伴い劣化するため、使用年数が15年を過ぎると故障率が増えて、続けて使用するには危険が伴うため、早めの交換を推奨しています。③
そして、セルフサービス店舗での給油許可や防犯・防盗用にご使用いただくネットワークカメラ、レコーダーを、昨年から今年にかけてモデルチェンジしております。ぜひご覧ください。④
従業員やお客様の安全・安心を確保するため、感染拡大防止対策は継続して行ってゆく必要があります。そこで弊社では、優れた画像認識技術を持つメーカーと連携し、高性能顔認証・自動検温システムの販売を行います。まずは現在の感染防止対策、そして将来的には従業員の勤怠管理やセキュリティへの拡張を視野に入れて、効率的で安心・安全な店舗づくりのため、ご検討をお願いいたします。⑤

① 小型釣銭機ＲＺ－５ＣＤ９

② 両面釣銭機ＲＺ－６ＣＤ１

［製品特長］

• 両面一体型構造の採用
  計量機組み込み時、両面の給油レーンから操作可能。内部ユニットを両面一体型にすることで、機器コストおよび補充／回収回数の削減による現金管理業務の効率を向上します。
• 月販1000ｋｌの大型セルフＳＳでも1日1回の補充で足りる大容量を実現
  セルフＳＳの販売規模ごとに必要な金銭容量を調査し、平均的な月販400～500ｋｌ店舗で補充なし、それ以上でも1日1回の補充で運用可能な大容量を実現（当社調べ）しました。
• 5千円釣り出し機能を実現
  5千円専用庫（70枚）を搭載し、5千円を釣銭として支払可能。釣銭出金効率の向上により、補充回数を削減します。
• 筐体側から補充／回収（自動計数）が可能
  当社の従来機では補充／回収を手作業で行うため、内部ユニットを引き出すことへのセキュリティ上の懸念や数え間違い当の懸念がありました。本製品では筐体外部からの補充／回収機能を実現し、自動計数を行うことで安全でスピーディーな作業を実現します。
• インポンプＰＯＳの液晶画面から操作が可能
  ブラウザソフトによりインポンプＰＯＳや店内ＰＯＳから本製品の操作可能（※１）。見やすい大型液晶画面を用いて操作することで、快適な操作性を実現しました。
  ※１：ＬＡＮ接続やＩＰアドレスの割り当てが必要。
• テンキーからの単独操作が可能
  インポンプＰＯＳ故障時に備え、ＵＳＢテンキー（※２）による本製品単独操作が可能（※３）。
  ※２：ＵＳＢテンキーはオプション品。
  ※３：ＵＳＢテンキーによる操作は一部機能に限ります。
• 入金紙幣画像確認機能を搭載
  　　インポンプＰＯＳへの表示が可能（※４）。給油客が入金紙幣額を勘違いした場合に有用。
  ※４：ブラウザコントローラー使用時に限ります。
• 2021年11月発行予定の新500円硬貨に、ファームウエアのバージョンアップで対応予定。

③ LEDキャノピー灯

地球環境汚染防止を目指し、2013年「水銀に関する水俣条約」が採択され、国内では2015年「水銀による環境の汚染防止に関する法律」が公布されました。これにより、一般照明用の高圧水銀ランプについては、水銀含有量に関係なく2021年から製造・輸出入が禁止となり（但し、メタルハライド・高圧ナトリウムランプは規制対象外）、水銀ランプからの切替需要の増加が見込まれます。
高圧水銀ランプからメタルハライドランプ等への交換で継続して照明器具の使用は可能ですが、長期使用されている場合は器具本体の劣化が懸念されるため、今後、省エネ性能の高いLED化が進むものと思われます。
サービスステーションのキャノピーは、未だ多くの水銀灯が使用されており、今後の需要を見越して、シャープマーケティングジャパン株式会社 ビジネスソリューション社（千葉市）はサービスステーション向けLEDキャノピー灯の新製品（軒下照明）を2019年に発売致しました。
新製品は、サービスステーションの軒下に設置出来る仕様として、メタルハライドランプ250Wタイプとメタルハライドランプ400Wタイプの2タイプを商品化しており、省エネ性・施工性・安全性を満たし、更に品質・コストを追求致しました。
当社は前衛モデルのLEDキャノピー灯を全国のサービスステーションに多数導入していますが、前回設置から10年近く経過しているユーザーも出始めており、今後は、水銀ランプの生産終了に伴うキャノピー灯のリニューアルと初期のLEDキャノピー灯からのリプレースについてご提案致します。また、経営改善の一環としてコスト削減が図れるステーション丸ごとLED化についてもご検討ください。

④ -1　ネットワークカメラ

［製品特長］

• 高圧縮
  動画圧縮規格「Ｈ．２６５」に対応。録画データの容量を削減したり、ネットワーク帯域の負荷を軽減したりできます。
• 防塵・防水性能
  保護等級（防塵・防水の規格）ＩＰ６７に準拠しており、雨のかかる屋外にも設置いただけます。 　（ケーブル部などの非防水箇所への防水対策は必要です。）
• ＰｏＥ対応
  Power over Ethernet(PoE)IEEE802.3afに準拠。ＬＡＮケーブルから電源供給できるため、カメラの周囲に電源を確保する必要がありません。
• 暗所補正
  赤外線照明を備えており、夜間の暗がりでも撮影できます。また、３Ｄデジタルノイズリダクションおよび感度アップ機能により、視認性の高い映像を撮影できます。
• イベント検知
  モーション検知に加えてネットワーク検知（ネットワーク以上を検知）や妨害検知（手や布、スプレーでレンズが覆われたことを検知）、ラインクロス検知（あらかじめ設定したラインを動体が横切ったことを検知）、カラー検知（赤／青／緑／黄の色を検知）に対応。監視や見守りなどの作業をサポートします。

④ -2　ネットワーク・
ビデオ・レコーダー

［製品特長］

• 設置性
  PoE給電に対応しており、カメラに電源を供給できます（供給電力には制限があります）。電源工事の必要がなく、初期費用を抑えて導入することができます。
• ビデオエクスポート
  録画データは、ファイル形式MP4/AVIでエクスポート可能で、汎用的な動画ソフトで再生することができます。また、指定した時間範囲を1ファイルでエクスポートできます。
• ブラウザ操作
  本体に接続したマウスによる操作だけでなく、Webブラウザを介してパソコンからも操作・設定できます。ブラウザは、Internet Explorer、Safari、Chrome、Edgeに対応しており、モバイル端末からカメラ映像を視聴することができます。（ネットワーク・ビデオ・レコーダーとパソコンまたはモバイル端末がネットワークを介して接続されている必要があります。）
• イベントサーチ（アラームイベント）
  カメラのイベント検知と連携し、再生画面のタイムバーにイベント発生日時を強調して表示します。また、イベント発生日時を検索し一覧から目的のシーンを再生することができます。

⑤ 顔認証・自動検温システム
（データスコープ社製）

［製品特長］

• 高速かつ高性能な顔認証
  最大30,000人の顔データから、1秒以下の速度で人物を特定します。マスクを着用した人物の認証も可能であり、写真や画像による「なりすまし」も防止できます。
• 正確な検温と即時アラート
  人を認識すると検温（温度測定精度±0.3℃）を実施し、異常をディスプレイ上に表示および音声でお知らせします。警報装置を接続すれば、警報ブザーを鳴らすことも可能です。
• マスク着用の周知徹底
  顔認証とともにマスクの着脱を判別し、マスク着用の不備がある場合は、ディスプレイ上に表示および音声でお知らせします。口・鼻が正しくマスクで覆われているかどうか判別するため、正しいマスク着用の周知徹底にもつながります。
• 多彩な設置方法に対応
  壁掛け・フロアスタンド・卓上スタンドなど、多彩な設置方法に対応。アルコール自動噴霧器と一緒に設置できるスタンドもご用意。IP54規格に準拠するため、軒下設置も可能です。
  さらに、勤怠システム、ドアロック、入出ゲートとの連携のような高度な活用も可能です。

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